Google Drive や Google SpreadSheet など Google Drive API から利用する際に、公開されているものであれば問題無いのですが、公開されていないファイルにアクセルする場合には権限を持ったアカウントに紐付いている クライアントID と クライアントシークレット が必要になります
ここには クライアントID と クライアントシークレット をテストとして取得する方法をメモしておきます
プロジェクトの作成
Google Developers Console にアクセスします
初回アクセスの場合はプロジェクトが無いはずなので以下の画面が表示されます
「プロジェクト作成」からプロジェクトを作成します
適切なProject名を設定して「作成」します
OAuth 同意画面の設定
OAuth2.0 認証を行うために、同意を行います
自分は Google Workspace を利用していないため、「外部」のみ選択できるので選択して「作成」します
アプリ登録の編集
「アプリ名」「ユーザサポートメール」「デベロッパーの連絡先」を入力して「保存して次へ」
外部に公開しなければ、ここで設定した項目は認証時に表示されるだけのはずです
OAuth 2.0 クライアントIDの登録
「認証情報」→「認証情報を作成」→「OAuth クライアントIDの作成」からクライアントIDを作成します
「アプリケーションの種類」と「名前」を適切に入力して「作成」します
自分は Unity から利用するので「デスクトップアプリケーション」を選択します
これでクライアントID と クライアントシークレットを取得することができました
Google Drive API の有効化
初期状態では、Google Drive API が無効になっているので、検索窓から「Google Drive API」を探して有効にします
※用途に応じて、Google Sheets API や Google Slides API も有効にする必要があります
テストユーザの追加
現状ではアプリは公開されていないためテストユーザに登録していないとアクセスできないため、「OAuth 同意画面」からテストユーザに登録します
認証コード
これでアクセスする準備ができたので、クライアントID と クライアントシークレットを利用して認証コードを取得します
取得する際にはテストユーザに登録したアカウントを選択し
テストなため以下の画面が表示されるので 「Continue」を押します
次にリクエストした権限を許可する画面が出てくるので「Continue」を押します
これで認証コードが取得できるので、これを利用すれば Google Drive API を利用することができます
